取り組み対応5
5.学習障害(LD)
学習障害という言葉を聞いたことある人も多いと思いますが、実際どういった症状が学習障害にあたるのか詳しく理解しているひとは少ないと思います。
学習障害というのはある特的の学習分野だけ苦手の差が大きい場合にそう診断される事が多く、日常生活の中では他に何の問題点もないため、小学校に入るまで周りの大人が気づかないケースが多いといわれています。
学習障害は発達障害とは異なり、いわゆる小学校の授業の内容を理解できないといった症状が特徴です。その特徴は大きく下記3つに分類出来ます。
■書字障害
書字障害とは文字を書く事が苦手な障害のことで、例えば同じ文字を書こうとしても鏡文字になってしまったり、先生が黒板に書いた文字を自分のノートに写す作業が苦手としています。また短い文字なら問題ないが、読書感想文のような文字数が多いものにになると書けなくなるというケースもあります。
■読字障害
読字障害は文字を読む能力に偏りがあります。例えば音読をするさいに自分が今どこを読んでいるのかわからなくなってしまったり、似ている文字の読み間違いをしたりすることが多いです。また文字自体がわからなかったり、理解できても文章が入ってこないなどこどもによって症状は様々です。
■算数障害
算数障害とは他の教科は大丈夫だけど、算数の計算だけが出来ないいう障害です。数の大小の意味が理解できず、指を使わないと計算ができないという子供もいます。特に繰り上がり、繰り下がり、九九の計算などが理解できない場合は一度調べたほうがいいでしょう。