取り組み対応3
3.アスペルガー症候群の場合
アスペルガー症候群とはアスペルガー症候群は発達障がいの一つで、社会性・コミュニケーション・想像力・共感性・イメージすることの障がい、こだわりの強さ、感覚の過敏などを特徴とする、自閉症スペクトラム障がいのうち、知能や言語の遅れがないものをいいます。
一見見た感じでは言葉や学習についてもきちんと理解しており、顔の表情などについても普通のお子様と比較してもなんら変わりがないため、正直まわりが気づくのが遅くなってしまい、診断が遅れるケースも多いと言われています。
アスペルガー症候群のお子さんについては上でも説明した通り学習などで遅れをとったりすることはありませんが、やはり自閉症特有の症状があるといわれております。
例えば
・コミュニケーションをとる事が苦手
・他人との関わり方や、共同作業が苦手
・想像力が低く、先の見通しが立てにくいこと
などの問題を抱えています。
つまり自分では理解していても他人にうまく伝えられなかったり、集団生活の中で過ごすのが苦手という症状があります。
■アスペルガー症候群かどうか判断に迷ったら
言葉や学習に関しての遅れがなくわかりづらいため、判断を迷ったり、遅れたりするケースが多いため、少しでも疑った場合は直ぐに医療機関や療育センターに症状を伝えて診断しもらいましょう。
やはり専門家でないと判断が出来ない事も多いため、気になる事があれば早期にみてもらうことがおすすめです。
■接し方
アスペルガー症候群には様々なタイプのお子様がいます。普通の子と同じように言葉を理解するので、同じように接してもだめです。常に障害があることを頭で理解した上で接してあげることが、子供にとって最良の環境となります。